神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

旧市民会館跡地活用 市民アイデア 計画に反映 8月から意見交換会

文化

公開:2022年7月30日

  • X
  • LINE
  • hatena
市が公表した旧市民会館等の整備活用方針図
市が公表した旧市民会館等の整備活用方針図

 昨年7月に閉館した小田原市民会館の跡地利用について、市は8月から地域住民や事業者などとの意見交換で活用策を検討していく方針を打ち出した。既にオープンしている観光交流センター、三の丸ホールとの相乗効果を図り、来訪者と地域住民が集う広場づくりを従来よりも時間をかけて進めていく。

 旧市民会館は年内の解体契約締結を予定しており、除却まで20カ月ほどかかる。工程的に余裕のある計画であることから、通常の事業進行で組み込まれるパブリックコメントは行わず、8月から3カ月ほど実施する意見交換会とすることで、公民連携の姿勢を強めた取り組みとした。

まちのリビング

 市は意見交換会開催を前に、跡地活用のコンセプトを「まちのリビング〜まちなかでの新しい過ごし方を創出する〜」とした。旧会館がある場所を滞留や交流を生み出す「くつろぎゾーン」、現在の本町臨時駐車場は食を基本としたサービスを提供する「ウェルカムゾーン」、ほか駐車場や駐輪場のゾーンに分けた整備方針を示している。

 これらをベースに意見交換や対話を進め、具体的な活用策を作り上げていく。市は参加者から得られたアイデアなどを集約し、今年度中に跡地の活用計画を策定。建物除却後、2024年度以降に試験活用を行う予定。

 市未来創造・若者課の担当者は「三の丸ホールなどとの回遊性を高めながら、住民も市外からの来訪者も居心地の良いスペースにしたい。面白い意見が集まれば」と期待する。意見交換会はおだわらイノベーションラボで8月4日(木)と23日(火)に開催。以降、10月まで開催される予定。詳細は市HPか同課【電話】0465・33・1379。

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6

甘柑荘が定期公開へ

小田原市板橋

甘柑荘が定期公開へ

「虎に翼」主人公モデルゆかり

4月20日

学生主役のステージ登場

ライブイベント小田原大合戦

学生主役のステージ登場

高校生中心に企画運営

4月20日

県1部昇格を目指す

社会人サッカー久野FC

県1部昇格を目指す

昨年度からリーグに加盟

4月13日

箱根町が先駆モデル地域に

オーバーツーリズム対策

箱根町が先駆モデル地域に

混雑緩和へ、今夏事業開始

4月13日

1市2町でプラスに

公示地価

1市2町でプラスに

バブル期以来の上昇基調

4月6日

新作はMFゴースト版

小田原市マンホールカード

新作はMFゴースト版

市内誘客 人気アニメ活用

4月6日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 4月13日0:00更新

  • 4月6日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook