小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2018年1月20日
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市内西大友の西大友保育園で1月12日、年長園児19人が書き初めを行った(=写真)。
集中力や規律を養うため、同園では毎月書道が行われ、正月にはいつもの紙より大きい三枚判に「きぼう」という字を書いた。文字のマスを作るために園児たちは紙を折り、松原宣孝園長の指示で文字を書く場所に小さな手を置きながら確認し、筆の腹を使って太く大きく書いた。
絵や文字を書くことが好きという奥津晃穂ちゃん(6)は「緊張したけど、大きく上手に書けるように頑張って書いた」と笑顔で話した。
同園には市内外から園児が通っており、春には別々の小学校に入学する。新年や学校生活への期待が込められた書は園内に飾られ、卒園児に配られる。1994年から書き初めを行なっているという松原園長は「今年もみんな上手く書けました。早いうちから書に親しむことで言葉の学習になれば」と話した。