西日本豪雨災害を受け、小田原白梅ライオンズクラブ(大滝靖生会長)と小田原松風ライオンズクラブ(武田隆会長)は、7月14日と16日に義援金募金を実施した。
メンバーや家族も参加した白梅LCの募金額は58万985円。被災後いち早く企画した大滝会長は、「動き出しが大事。協力者が多くありがたかった」と話した。松風LCは会員らが参加し、募金額は37万7828円。LCを通して被災地へ寄付される。武田会長は「皆様の善意の気持ちをきちんと届けたい」と話した。
荒木信広さんは報徳九転十起人生塾(田嶋享塾長)を代表して7月11日に小田原を発ち、広島県や岡山県へ飲料水を届けた。現地の社会福祉協議会と連携をとり企画したもので、避難所の小学校や市役所を訪問。「冷房設備のない体育館は猛烈な暑さ。放心状態の人も多かった」と被害状況に絶句し、神戸に戻り物資を追加調達したという。荒木さんは「掃除しても再び住めないであろう家も多かった。同じ国で暮らす仲間のために力になりたい」と感想を話した。