小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2019年1月12日
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(一財)地域伝統芸能活用センターが主催する全国大会で、相模人形芝居連合会が2018年度「地域伝統芸能大賞」のひとつ「地域振興賞」を受賞した。多年にわたり、地域伝統芸能の活用を通じて観光または商工業振興に顕著な貢献があった個人・団体が対象で、県内の受賞は初。
相模人形芝居は1体の人形を3人で操る「三人遣い」が特徴。同連合会は小田原市の下中座(国重要無形民俗文化財・林美禰子座長)を含む3座で1953年に結成、現在は5座で活動している。
下中座は、11月に名古屋市で開催された地域伝統芸能全国大会で表彰式に出席し演技を披露。同センター名誉総裁の高円宮妃久子様から記念メダルを授与された。
12月27日には、小田原市役所で加藤憲一市長を表敬訪問し受賞を報告。加藤市長は「受賞を誇らしく思う。これを励みに、さらに次の世代に伝えていただきたい」と言葉を贈った。林座長は「大変名誉なこと。市民の皆様にも知っていただければ」と話した。