小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2019年1月19日
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（左から）故 大川良則夫人・友子さん、杉崎勲さん、露木清勝さん、北條手作り甲冑隊・森田信宏さん、三谷弘子さん
学術・文化・教育・福祉など、さまざまな分野で功績のあった人や団体を表彰する「小田原市民功労賞」の贈呈式が１月14日、市民会館で行われた。今年度は４個人、１団体が受賞した。
式典であいさつに立った加藤憲一市長は「魅力溢れる小田原のまちづくりに貢献していただきありがとうございます」とお礼を述べた後、「それぞれの分野で活躍している皆さんは市の貴重な宝。今後、ますますの活躍を」と受賞者をたたえた。
今年度唯一、団体で受賞した北條手作り甲冑隊で城代家老（代表）を務める森田信宏さんは「北條五代祭りやお城での観光客へのもてなしなど、力を入れてきた取組を評価していただき、会員一同、励みになります。今後さらに観光振興に精進していきたい」と語った。
受賞者（団体）の主な受賞理由は次のとおり。
▽故 大川良則さん…市青少年育成推進員協議会会長として協議会活動の礎を築き、青少年の健全育成に尽力。多くの組織で委員を務め、市政にも貢献した。
▽杉崎勲さん…市老人クラブ連合会会長として高齢者の生活が豊かになるよう尽力。地域支援の担い手育成や高齢者の見守り活動にも積極的に関わり、高齢者福祉の向上に貢献した。
▽露木清勝さん…箱根寄木細工の職人として数々の賞を受賞。（一社）箱根物産連合会の会長も務め、木工業界の発展に尽力し、後継者育成や技術・技法の継承に係る活動などで産業振興にも貢献。
▽三谷弘子さん…市母子寡婦福祉会の会長を13年務め、ひとり親家庭の抱えるさまざまな問題に寄り添ってきた。会員同士の情報交換や交流の場も設け、福祉の向上に貢献した。
▽北條手作り甲冑隊…段ボールなどを使った手作りの甲冑を製作・着用して小田原城を訪れる観光客をもてなし、市内外だけでなく海外にも出向いて小田原を広くＰＲするなど、観光振興に貢献。
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