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国府津に地元材の保育園 古民家の建具・古道具も活用

教育

公開:2019年3月16日

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杉の無垢材の床に座り語らう関山理事長(左)と杉山さん
杉の無垢材の床に座り語らう関山理事長(左)と杉山さん

 暮らしに木を取り入れ子育てに生かす取り組みとして、小田原市が東京おもちゃ美術館と2016年に調印した「ウッドスタート宣言」。市が進めるウッドスタート事業に共感したNPO法人もあなキッズ自然楽校(関山隆一理事長)が、小田原産の無垢材を使った「おだわら・もあな保育園」を国府津に開設した。認可小規模保育施設で、0歳から2歳の乳幼児9人が4月から入所する。

 設計・デザインは栄町の「ケムリデザインワークス」、施工は久野の瀬戸建設(株)が担当。床には杉の無垢材を施し、腰壁には板橋の築90年の古民家の建具を再利用している。また、古民家で使われていた羽釜や蓄音機、餅を入れる箱などの古道具を活用し、看板や玄関灯、ブックスタンドに。テーブルや椅子、食器類は桑原の(株)ラ・ルースが製造する木工製品を使う予定だ。

 建材からつくり手まで、「オール小田原」の保育園。「木の温もりを感じながらのびのびと成長できる環境にしたい」と関山理事長。瀬戸建設の杉山大輔さんは「空間を通じて、地元の自然の奥深さと産業の結びつきを伝えていけたら」と話す。

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