--2021年を振り返り、どのように感じていますか。
「後半は激動の1年でした。町長辞職と、その後の選挙は自分のしたこととは言え、本当に苦しい部分もありました」
--町長選挙の結果は「継続」を願う人と、「交代」を希望する人がほぼ同数だったとも受け止められます。
「結果は真摯に受け止めつつ、町政を安定させて、町の歩みを次に進めなければと思っています」
--真鶴町を含めて、都市部から県西への転入者が増えています。
「コロナ禍が要因かは分かりませんが、真鶴町が好きで移住してきた人が徐々に増えているという実感があります。そういう人をさらに増やしていくことが、町にとって大事なことだと考えています」
--再選挙前を含め、町長として約1年3カ月の成果は。
「町民への新型コロナの予防接種は、町職員たちの協力でスピーディーにできたと思います。今後も、真鶴町ならではのコンパクトさを生かした進め方ができればと思っています。そのほかには、20年に町長に就任してから『身近な公園づくり』という取り組みを進めていて、これまであまり利用者が多くなかった荒井城址公園について、子どもも親も有意義に過ごせるように利活用が進んできました。子育てしやすい町にしていくことで、真鶴への移住を考える人にとっての魅力になると考えています」
--町の過疎対策については。
「人口の増加は簡単なことではないですので、まずは人口減少を鈍化させることが大切です。教育や観光、空き家の利活用など、さまざまな分野の課題に一つひとつ取り組んでいくことで、過疎からの脱却につなげていければと思います」
--町民や町職員からの信頼回復には、どのように取り組みますか。
「第三者委員会の調査などにしっかりと向き合っていきます。町政の基本は『町のため、町民のため』。そのためならどのような苦労をしても、問題をクリアしていかなければいけません。町職員にも大きな負担を掛けましたので、同じことは絶対に繰り返さないという強い気持ちで臨みたいと思います。空席が続く副町長人事は、外部人材登用も選択肢として進めたいと考えています。私が町長になって良かったと言われる真鶴町にしていきたいです」
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