足柄消防組合 「未曾有の災害 言葉を失った」 緊急消防援助隊員が被災地の様子を語る
足柄消防組合では、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の被災地へ派遣される神奈川県応援部隊に職員を派遣している。
現地の要請を受けて出場した部隊は3月14日までに2隊。11日に消防隊1隊・救助隊1隊・支援隊1隊からなる10人が第1出場隊として出発、14日にも同様の編成になる第2出場隊が派遣され、現地で第1隊と任務を交代した。同組合には、すでに次の応援部隊の派遣要請が来ており、第3隊は17日に出発。4隊は20日に派遣予定で、先行隊の任務を引き継ぐ。なお神奈川県隊は66隊247名(16日時点)が派遣され、現地で救援活動を行っている。
宮城県仙台市で捜索活動や救急活動にあたり、15日の早朝に帰庁した第1出場隊の隊長は「現場は辺り一面水浸しで、廃油の臭いがする瓦礫の山。時々入る津波情報で高台に避難するなど、作業が思うように進まない状態だった。これまで見たことのない未曾有の災害の中、被災しているにもかかわらず地元住民から感謝を受け、言葉を失った」と現地の様子を話している。
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