東日本大震災の被災者を支援しようと松田町(島村俊介町長)では3月31日に町議会臨時会を開会し、町内のアパート25戸を借り上げて被災者に提供し、最大で半年間の家賃を町が全額負担することなどを盛り込んだ支援条例案を全会一致で可決した。
松田町と親交のある陸前高田市の被災者を優先的に受け入れる予定で、人数は25世帯80人を想定。入居時に1世帯当たり5万円と家族1人につき5万円の一時金を支給、炊飯器や布団などの生活家財道具も提供する。また入居時はバスなどを借り上げて町への交通手段も確保する。同町では支援条例のため1979万円の補正予算を組んで対応する。島村町長は「(町域に)断層を抱える松田町は、いつ同じような被害に遭うかわからない。いつか逆の立場で他の自治体のお世話になる場合もあるだろう」と思いを語った。
また4月5日には開成町でも同様に被災者支援の条例案が可決されている。
足柄版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|