南足柄市 足柄の森に"御製碑"完成 「かながわの森へ行こう!」の日に除幕式
天皇皇后両陛下ご臨席のもと開催された「第61回全国植樹祭」のお手植え会場(足柄森林公園丸太の森地区)で5月22日、ポスト植樹祭企画「全国植樹祭の森へ行こう!」(主催/神奈川県・(財)かながわトラストみどり財団)が開催され、天皇陛下の御製(和歌)が刻まれた植樹祭記念碑の除幕式及び記念碑完成式が行われた。
平成22年5月23日に南足柄市と秦野市を会場に開催された同祭を記念し、県では毎年5月の第4日曜日を「かながわの森へ行こう!」の日に定め、日ごろ森へ行く機会の少ない人にも森に親しんでもらおうとしている。この日は南足柄市と秦野市でシンボルイベントが開催された。
南足柄市の会場には主催者として黒岩祐治神奈川県知事、新堀豊彦かながわトラストみどり財団理事長、来賓として加藤修平南足柄市長、川上賢治県議、蛯名喜代作足柄上県政総合センター長が出席。主催者代表として黒岩知事は「神奈川の原点は森です。森を原点にいのち輝くマグネット神奈川を創っていきたい」とあいさつ。加藤市長は「南足柄市の財産として森林を未来の子供たちに残していきたい」と話した。
御製刻まれた記念碑
イベントでは、天皇陛下の御製「雨の中 あまたの人と 集い合ひ 苗植ゑにけり 足柄の森に」が刻まれた全国植樹祭記念碑(御製碑)の除幕式と、南足柄市と秦野市の緑の少年団の子どもたちの手によって碑文プレートがはめ込まれる記念碑完成式が行われた。
この日披露された記念碑は真鶴産の本小松石を使用。地中部分も合わせ高さ約210cm、横幅約80cmの一枚岩でできており、重さは約1・7t。同様の記念碑が秦野市の県立秦野戸川公園にも設置されている。
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