大井町 節電でひょうたんにスポット “元祖グリーンカーテン”としてTVで紹介
企業や一般家庭などで節電への取り組みが広がる中、7月9日にNHKの「おはよう首都圏」(月〜金=7時45分〜/土=7時半〜)内のコーナーで、ひょうたん棚がある上大井駅から緑のカーテンをテーマにした生放送が行われた。
放送後、町へは関東を中心に広く問い合わせがあり、元祖グリーンカーテンともいえる大井町のひょうたんに注目が集まっている。
同町でひょうたんが名物になったきっかけは40年ほど前。JRが国鉄だった時代に上大井駅の駅員が夏の時期の日よけになればと、植えたことが始まり。1981年に時刻表の表紙に使われたことをきっかけに、全国的に有名になった。同駅が無人駅になった後は駅前商店街の有志が管理を受け継いだが、メンバーの高齢化とともに、現在管理を行っている『大井町ひょうたん文化推進協議会』(大鹿立脇会長)へと引き継がれている。
大鹿会長は「”大井町を日本一のひょうたんの町に”と、地域の住民が受け継ぎ育ててきたひょうたん文化。ひょうたんまつりも25回目を迎え、踊りや加工品などの文化面ではある程度成熟してきた。今後はひょうたんを目的に訪れてくれた人が食べられる名物料理の開発に力を入れていきたい」と話している。
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