南足柄市文化会館大ホールで7月31日、前開成町長の露木順一氏による県知事選のドキュメント『県西が燃えた日』の出版記念講演会が開かれ、足柄上地域の首長や市議、町議などの来賓を含む850人を超す聴講者が会場に詰め掛けた。
登壇した露木氏は自己紹介や現在の活動報告などの後、県知事選を通じて感じた『県西部と東部の格差』などについて、時折ユーモアを交えながら雄弁に語った。また被災地でボランティアに参加した経験から「日本の縦割り型行政の欠点が露出した。現地臨時政府を設置し、権限を集中することで迅速な対応をすべき」と、強いリーダーシップを持った政治家が求められていることを指摘した。さらに県西地域活性化の方策として「県庁の県西部への移転」「県議会議員の定数削減」「箱根と足柄を結ぶスーパートンネルの開通」「御殿場線でSL運行」「アジアセンターの復活」などを提案した。
講演後には若者と意見交換の時間が設けられ、露木氏は「小さくてもいい、挑戦する姿勢をもって」などと助言した。
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