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足柄版 公開:2011年9月17日 エリアトップへ

第101代松田警察署長に就任した 横山 雅之さん 神奈川県警視 58歳

公開:2011年9月17日

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治安維持の先頭に

 ○…松田警察署第101代署長として就任。「こうして見ると歴代の署長たちの想いが繋がっていることを実感する。先輩たちの想いをしっかりと汲んで治安維持に当たらないと」と、署長室の壁に掛けられた歴代署長の名札を見上げ、想いを語る。「松田署は署員が少ないが、その分署員同士がしっかり連携して任務にあたっている。地域との関係も良好で、警察署としては良い環境。やりがいを感じる」と、自身初となる県西部での勤務に気持ちを引き締める。

 ○…「横浜に憧れていたところもあり、地元の北海道警の次に神奈川県警を希望していた」。生まれ故郷の北海道網走郡で高校生まで過ごし上京。警察学校を卒業後、横浜の寿署(現・南署)に赴任、その後横浜や横須賀を中心に機動隊や地域課、刑事課などを経て17番目の赴任先として松田署へやってきた。「被害者の立場に立ち、犯人逮捕へ取り組むことに警察官としての使命感を感じる。大事なことは警察への意見や言葉にしっかり耳を傾けること」と、様々な勤務先を経験する中で常に心がけているという。

 ○…「事件を追っていると完全な休みも取れず、なかなか気が休まらない」と、たまの休みになると気分転換を兼ねて散歩へ出かけることが多いという。横須賀にある自宅に家族を残して単身赴任の身。「家族と離れるのも寂しいけれど、一番寂しいのは愛犬に会えないこと。今度、妻に連れてきてもらって丹沢湖など、足柄の自然の中を散歩させたい」と愛犬家の一面ものぞかせる。

 ○…「治安維持の先頭に立ってプロとして活動してほしい」と、新しい赴任先の署員たちに期待をしている。「たしかに犯人を逮捕し、成果を出せた時は達成感を感じる。しかしそれ以上に、地域の警察署として犯罪の抑制も大事な役割。地域と連携した防犯活動に力を入れていきたい」と、優しそうな瞳の奥に堅い決意が感じられた。
 

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