足柄版 掲載号:2011年10月29日号
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上映会を通して復興支援 宮城県石巻市などがロケ地の「お菓子放浪記」

南足柄市の上映会であいさつする作家の西村滋さん
南足柄市の上映会であいさつする作家の西村滋さん

 宮城県石巻市がメインロケ地となり、昨年10月から11月にかけて撮影された映画「エクレール・お菓子放浪記」。都内で開かれた完成披露試写会の翌日、東日本大震災による未曾有の被害が東北地方を襲った。

 この映画には宮城県内の住民約500人がエキストラで出演している。震災後に連絡がつかなくなった人も多数いるという。ロケ場所になった老舗映画館「岡田劇場」も津波で流された。

 映画は作家、西村滋さんの実体験が元になっている同名小説が原作。戦災孤児の少年が苦難を乗り越えて生きていく姿を描くもので、震災で被害にあった人々 への思いにも重なる。すでに44都道府県で上映されるなど、全国で支援の輪が広がっている。石巻市でも震災で延期されていた一般上映が10月から始まっ た。

 神奈川県では8月26日に南足柄市で上映会がいち早く開かれた。南足柄市の川上賢治県議と原作者の西村さんが友人だったことから実現したもので、同市の 上映実行委員会では先ごろ会場で集まった義援金16万円を石巻市に、入場券からエクレール基金に36、150円を寄付した。

松田町は映画上映を補正予算に

 足柄上郡でも上映会の動きがあり、松田町では、10月の臨時会で同映画上映に関する予算を補正予算に計上している。

映画「エクレールお菓子放浪記」

川上賢治県議に聞く

 「エクレールお菓子放浪記」の映写会が8月26日(金)南足柄市文化会館で上映され、すばらしい感動を受けました。

 太平洋戦争・終戦前後の荒廃と混乱の中で、親の無い孤児が戦災孤児仲間と共に生き抜く姿に、子供の時を思い出し、戦争の悲惨さを改めてかみしめました。戦地ばかりでなく、子どもや多くの人々にも同じ苦しみを与えるものだと改めて痛感させられました。地方政治家の今、非戦を貫く為には防衛・外交が国を守り国民を守る為に何より大切です。肝に命じておきます。

浮浪児が少年院を脱走して捕まった刑事のおまわりさんが、腹の減っている少年にアンパンを2個与え食べさせ、励ます姿には警察官の原点を見ました。今の時代もこうあるべきだとジンと来るものがありました。そのあとも家に呼んで夫婦で御馳走するなど、折に触れて励まし続けていました。東京大空襲の後、心配して警察署を訪ねた少年に同僚警官が、防空壕で被弾して亡くなったと聞いた時の驚きと悲しみが伝わってきました。広島の原爆で亡くなったと思っていた少年院のやさしい親切な女性先生が、生きていることが解った時のことばが出ないほどの喜びも伝わってきました。最後の希望を歌うのど自慢大会の風景と、いじわるばあさんの喜びの爆発と喜ぶ姿に日本の未来に平和と光がさすことを指さして感動を誘いました。

 映画会を企画実現された実行委員会・教育委員会・社会福祉協議会の皆様に心から御礼申し上げます。原作者が私の友人ですが一人では何も出来ません。マスコミの皆様にも心から御礼申し上げます。マスコミの力は強く、このあと県下各市町村で上映の動きがあります。東北支援を含めて、これからも応援して行きます。南足柄市45,000人の市民で1,200枚強のキップが売れたことは喜ばしい限りです。この映画に出演された石巻市長さんに送る義援金も16万円集まりました。シネマとうほくの高澤氏に届けて頂くようお願いしました。年内には私も石巻市をお見舞いと視察に伺う予定です。 

川上賢治氏
川上賢治氏

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