上大井小学校の5年生66人が11月30日、大井町のNEC湘南テクニカルセンター敷地内で、紙やバイオプラスチックの原料になる「ケナフ」の刈り取りを、同センター従業員らと行った。
このケナフは今年6月に児童らが種まきしたもので、半年を経て3〜4mの高さまで成長した。作業を指導したNECディスプレイソリューションズ(株)環境品質推進部の村岡龍哉マネージャーは作業前に「ぜひ自分がまいた種から伸びたケナフを刈り取ってください」と児童らに呼びかけた。子どもたちは「ケナフを支える役」、「茎部をノコギリで切る役」など互いに協力し合いながら、40分ほどで約400本のケナフを残らず刈り取った。
同校とNECでは、環境教育の一環として12年前からケナフの共同栽培を実施している。この日刈り取ったケナフは加工され、同校の卒業証書やコピー紙などに利用される。
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