北幼稚園来春から再開 3年保育導入などで定員集まる
南足柄市でこのほど、市立幼稚園の園児募集が行われ、平成23年4月から園児数が少人数になったことから休園となっていた南足柄市立北幼稚園(南足柄市苅野675・清水和巳園長)への入園希望者が集まり、平成24年度から再開されることが決まった。
同園は平成23年度の新入園児募集の際に、対象の園児数が少なく、地域住民や幼い子どもを持つ保護者などから「地域の幼稚園がなくなってしまうのでは」という不安の声が上がっていた。市では園児不足解消対策として、通園指定区域外からの入園を認める特認園制度を平成23年度から導入したが、必要な園児数が集まらず、集団教育の観点から休園になっていた。平成24年度の募集では、同市の市立幼稚園で初めての取り組みとなる3年保育を新たに導入するなどの対策をとり、11月に行われた3歳児学級の募集では、優先的に入園できる通園指定区域内(地蔵堂、矢倉沢、内山、苅野)の園児5人のほかに、通園指定区域外から15人の応募があり、定員の10人が確保されることとなった。
同市教育指導課の担当者は「平成23年度はやむを得ず休園という形をとっていましたが、来年度から再び園舎に子どもたちの元気な声が響くと思います。3年保育という新たな試みにも期待したい」と話している。
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