南足柄市 松田町 山北町 大井町 開成町 2012年 首長の年頭所感 ─自筆の「書」も掲載
南足柄市
加藤修平 市長
あけましておめでとうございます。
さて、昨年3月11日に発生した東日本大震災は、東北地方を中心に大きな被害をもたらしました。本市では、地域の特性を考慮した災害対策を立て、災害に強いまちづくりを目指しております。
また、福祉・教育の充実した災害に強いまちづくりのためには、財政基盤を強化し税収を増やす必要があります。そこで都市住民を呼び込み交流人口を増やす施策の一つとして、「大型直売センター」の早期開設に取り組み、農工商の連携による「6次産業化」を推進してまいります。
本市は、本年4月1日に市制施行40周年を迎えます。将来に夢と希望の持てる南足柄を創るため、引き続き全力を傾注してまいります。
平成24年が皆様にとりまして輝かしい年となりますようご祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。
松田町
島村俊介 町長
新年明けましておめでとうございます。
昨年は何と言っても東日本大震災でした。
そこで新年の四文字熟語は『敬天愛人』(天をうやまい人を愛すること)としました。
この震災に対し、町は緊急物資の支援、被災者受入れ、特に陸前高田市へは“桜ライン311”など積極的に協力、支援してきました。
さて、この震災で日本人の考え方が大きく変わりました。
昨年、小国のブータン国王が来日され、国民幸福度世界一と話題になりました。
それは人間中心の価値観=精神的な豊かさです。
町民の幸福度に置き換えると“安全、安心のまちづくり”のもと平穏な日々が過ごせることかも知れません。幸福度アップのため、しっかりと舵取りをしていきますので、ご理解、ご協力の程お願いし、年頭のあいさつとさせて頂きます。
山北町
湯川裕司 町長
新年あけましておめでとうございます。
皆様には、新春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
昨年は東日本大震災と東京電力の原発事故により、日本社会はかつて経験したことのない大きな打撃を受けました。また、神奈川ブランドである「足柄茶」が出荷停止や出荷制限を余儀なくされ、生産農家は大きな被害をこうむり、県茶業振興協議会の会長でもある私としては、関係自治体や関係機関等と一丸となり、足柄茶の再興に引き続き取り組んでまいります。
本年も地方自治体にとっては大変厳しい社会情勢ではありますが、将来を見据えた「自立できる元気なまちづくり」に「五根五力」の気持ちを持って、目標を定めブレない心で取り組んでまいりますので、一層のご理解とご協力をお願いし、年頭のご挨拶とさせていただきます。
大井町
間宮恒行 町長
辰寿、新年明けましておめでとうございます。輝かしい希望に満ちた新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、東日本大震災が引き起こした筆舌に尽くし難い甚大な「国難」に直面するとともに、ヨーロッパ発の金融不安、タイの大洪水などが、我が国の社会・経済に更に大きな影を落としました。一方で、失われつつあった「絆」に強く光が注がれる年でもありました。
本町においても、第一生命保険株式会社の再編・移転が完了し、相互台の旧事業所における新たな動きと国道255号沿いへの大型商業施設の進出に「一陽来復」を期すところです。
今年は「龍」年であり、古来より「龍」は天を駆けのぼるといわれておりますので、新たな芽吹きを「夢と希望」に育むスタートの年となることを念じています。
開成町
府川裕一 町長
新年明けましておめでとうございます。
昨年は東日本大震災という未曾有の年でした。その教訓を活かし、開成町では初めて、酒匂川が増水し住宅に浸水した場合を想定した浸水避難訓練を実施します。
今年は明るい年になって欲しいと願います。
昨年、書道展で「瑞氣集門(ずいきしゅうもん)」という作品に出会いました。文命中学校の四人の生徒が一文字ずつ書いて、一つの作品に仕上げたものです。意味は「めでたい気が家の門に集まってくる」です。作品から四人の固い絆が感じられ、その作品を力強く感動的にしているのだと思いました。
作品は1月5日の賀詞交換会で飾らせていただきます。皆が心を一つに前進を続ければ、必ずや未来は明るくなると信じています。
本年もどうぞよろしくお願いします。
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