松田署管内 少年補導件数が増加 中高生による喫煙や深夜徘徊など
松田警察署管内(南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町)の2011年の少年犯罪の検挙・補導件数が前年と比較して大幅に増加していることが本紙の調べでわかった。
2011年11月末現在で、松田警察署管内では2010年と比較して少年の刑法犯検挙数は47件増の107件(対前年178%)、少年補導件数は675件増の2948件(同129%)、といずれも増加している。※12月の件数は1月中旬頃までに公表される予定。
内訳をみると刑法犯検挙(19歳以下)では、凶悪犯や粗暴犯の変化は少ないものの、窃盗や占有離脱物横領などが増加。少年補導では喫煙が約130%、深夜徘徊が約140%対前年でそれぞれ増えている。中学生の補導件数は減少傾向だが、高校生が増加している。
松田警察署生活安全課の担当者は「現状はパトカーによる深夜巡回や少年たちのたまり場となりやすい場所にパトカーを停める駐留警戒などを行っています。神奈川県青少年保護育成条例により、18歳未満の深夜(午後11時〜午前4時)の外出は制限されていますので、保護者の方はお子さんが深夜に出歩かないように注意して下さい」と話している。
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