夕日の滝で「寒げいこ」 南足柄市体協・極真空手部のメンバーら40人
金太郎が産湯をつかったと伝えられる南足柄市矢倉沢の「夕日の滝」で8日、南足柄市体育協会極真空手部とNPO法人極真会に所属する足柄上地区や小田原市内のメンバー約40人が「滝浴び」に挑んだ。
「物怖じしない気持ちや精神集中を養うことが狙い」で、武道始め(11日)の前に寒げいことして実施された。今回は初めて小中学生もチャレンジした。
一行は足柄峠で身体を動かしウォーミングアップをした後に夕日の滝へ。滝の周囲には氷柱が張り、気温は氷点下3度。凍りつくような寒さのなかで、師範の瀬戸利一さん(56)に続き、滝の水を浴びながら「えいしゃー」の大きな掛け声とともに、小学1年生から50代の会員が突きを繰り返した。黒帯の上級者らは滝壺に入り、激しい滝の水を全身に受けながら気迫の突きを行った。
瀬戸さんは「何かに挑戦しようとすると、大人になるとその気持ちのハードルは高くなる。子どもの頃に物怖じしない気持ちを培っていくことは大切。いい経験になったのではないか」と話した。会ではAEDなども準備しこの日に臨んだ。
メンバーらは滝での寒げいこを終えた後、場所を移して新春の餅つきをした。
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催しいっぱいセンター祭り4月20日 |
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