松田町在住の柴田和雄さん(83)とシゲ子さん(82)夫妻が1月27日に松田町役場の島村俊介町長を訪ね、東日本大震災の被災地から同町へ避難している7世帯へと、自ら育てた米70kgを寄贈した。
和雄さんは元町職員。家では米やみかんを育て、定年後に専業農家となった。8年ほど前から身体を悪くして人工透析などで病院へ通うようになり、今回の寄付も小田原市立病院へ入院していた1月中頃に「何か世間に恩返しができないか」と考えたことがきっかけとなった。
避難世帯は原則的に非公開のため、寄贈された米は町を通じて7世帯へ10kgずつ配布された。柴田夫妻は「気持ちが届けば」と話している。
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