大井町
大井町(間宮恒行町長)は2月13日に発表。総額は前年度比4・6%増の88億8千万円で、このうち一般会計が47億3千万円(前年度比1・9%減)。
町では「町税収入を5年連続で減額と見込み、普通交付税を増額、不足する財源は基金の取り崩しと臨時財政対策債の発行で補填した。おおいきらめきプランの着実な推進、協働のまちづくりの推進、財政の安定、日々の改善の推進の4つに重点を置いた」としている。
一般会計の歳入では、法人町民税の33・2%減収などを見込んだ町税が前年度比2・1%減の27億532万2千円。町債は1億9千万円(前年度比90%増)発行し、基金などから切り崩した1億1338万1千円を繰入金とする。歳出では、生涯学習センター整備事業などにより普通建設事業費が28・9%の増額となった。
主な新規事業は次の通り。湘光中学校校舎等の大規模改修のための基本設計等/「おおいゆめの里」に農業体験施設/県西2市6町の消防広域化に向けた調査・検討/(仮称)吉原自治会館の建設/農・商連携により町内農産物を使用したスイーツ開発/中央公民館を生涯学習センターにリニューアル/神奈川フィルハーモニー管弦楽団の招致/昔話を題材にした「おおいふるさと紙芝居」の作成/(仮称)行政改革検討委員会を設置
松田町
松田町(島村俊介町長)は2月15日に発表。総額は前年度比2%減の68億2005万円で、このうち一般会計が39億円(前年度比1・5%減)。
町では「町を取り巻く厳しい財政状況から、財政健全化を着実に進めることを念頭に身の丈にあった予算を目標とした。政策課題である定住促進に重点を置きながら保健、福祉、医療、教育、地場産業の振興など『松田の魅力づくり・住みやすさづくり・持続的なまちづくり』につながる予算編成」としている。
一般会計の歳入では、町税が前年度比1・1%増の15億7263万円。道路や消防施設、教育施設の整備等のため町債を3億6180万円(前年度比3・1%減)発行する。また国民健康保険事業の特別会計での1億円余の財源不足に対応するため、財務調整基金から7千万円を切り崩すなどの繰入金7120万円(同91・3%増)を計上した。
歳出では、議員定数の削減や報酬の減額等により議会費を前年度比19・5%減の9240万円とした他、農林水産費9589万円(前年度比26・6%減)、商工費1億2485万円(同10・1%増)、土木費3億9772万円(同16・9%減)、消防費2億2823万円(同8・4%増)などが計上されている。
主な新規事業は次の通り。自治活動交付金創設準備事業/友好都市調査事業/ご当地ナンバープレート作成事業/東日本大震災災害救援事業/水道再編計画策定事業/ドッグ教室運営事業/地域水源林整備事業/特産品等開発推進事業/二宮尊徳翁誕生地栢山道散策路整備事業/公有地等宅地化整備促進事業/消防施設整備事業/寄小学校施設改修事業/松田中学校施設改修事業
足柄版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|