中川温泉旅館組合 宮城の女将らと情報交換へ 大災害の対応を視察 支援物資も届ける
山北町の中川温泉旅館組合(井上俊之組合長)が「東北復興視察研修ツアー」を企画し、3月6日・7日に宮城県を訪ねる。組合では年に一度、会員どうしの視察研修を実施しており、今回は「災害時に観光業者としてすべきこと、できることを勉強しよう」と南三陸町や牡鹿半島周辺の復興の現状などを視察するもの。宿泊先の南三陸ホテル観洋の女将による東日本大震災発生時の対応に関する講演や、情報交換等を予定している。
井上組合長は「今回の震災は、通常の防災訓練の範疇を超えた対応が多く求められたと思う。その生の声を聞かせていただき知識を得て、今後に生かしていきたい」と話す。現地への往復はワゴン車を運転。需要があるとの情報から組合員の施設などで集めたタオルや山北産ミカンなどを積み込み、現地のボランティアセンターに届ける予定。
中川温泉旅館組合の組合員は信玄館、魚山亭やまぶき、蒼の山荘、あしがら荘、丹沢荘、落合館、ぶなの湯の7施設。
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催しいっぱいセンター祭り4月20日 |
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