上大井小学校(一寸木肇校長)の5年生68人が2月28日、自分たちが育てたケナフを使ってはがきを作る「紙すき体験」を行った。
ケナフはCO2の吸収力に優れ、紙の原料にもなる植物。同校ではNEC湘南テクニカルセンター(同町西大井)と連携し、ケナフの種まきや刈り取り、紙すきを通じた環境学習を13年前から実施している。今回の紙すきに使用したパルプも、昨年6月に5年生が種を蒔き、11月に刈り取ったケナフが原材料。
紙すき体験では、講師として同校を訪れたNECの村岡龍哉さんらが実演してみせてから、児童らも挑戦。慎重な作業に一喜一憂しながらも、葉っぱやスパンコールなどで飾ったオリジナルはがきの作成に夢中で取り組んだ。村岡さんは「今回が1年間のケナフ学習の最終行事。この体験が、子どもたちが環境保護について考えるきっかけになれば」と話している。
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