松田警察署 2016年度メドに建替え 県6月補正予算で基本設計費が可決
神奈川県議会の第2回定例会最終日の7月9日、2012年度6月補正予算案が可決され、松田警察署(横山雅之署長)の新築工事の基本設計費3500万円が承認された。これにより2012年度中の新庁舎の基本設計に始まり、2016年度までに段階を追って新しい庁舎建設に向けた動きが始まることになる。
現在の松田署は建築後40年以上が経過し、老朽化・狭隘(きょうあい)化が著しいという理由から建替えを望む声が出ていた。新しい庁舎は現地建替えが予定されており、敷地西側の私有地を松田町が確保し、敷地を広げる予定になっている。
新しい庁舎は大規模地震に耐えられる構造で災害時の拠点警察署としての機能整備が進められるほか、行政サービスの充実強化のため窓口スペース、来庁者用駐車場の拡充、災害時に電力を確保できる太陽光発電設備なども整備される。
横山署長は「松田町をはじめ、近隣の行政関係者の方など多くの人のおかげです。これからも地域の安全安心の拠点として努力していきたい」と話す。
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