開成町金井島の田んぼで10月6日、横浜市や川崎市、東京都等から訪れた親子60人が稲刈りを体験した。
これは都市部に住む親子に米作りを通じて農業や食への理解を深めてもらうと共に、開成町の米をPRしようという開成町米栽培体験学習塾の一環。参加者は6月にも同町を訪れ、同じ田んぼで田植えを体験している。
当日の朝、金井島公民館前に集合した参加者たちは、町担当課職員による稲刈りについての説明を受けてから田んぼへ移動。開成町農業委員会らの指導を受けながら、正午近くまでたわわに実った稲穂を鎌を使って刈り取った。また農機具を使った脱穀や稲の掛け干し、屋内ですりこぎや軟球を使ったもみすりも体験して米づくりへの理解を深めた。東京から参加した親子は「家の周りに田畑がないので、ぜひ子どもに農業を体験させたかった。米づくりの大変さがわかり、良い経験になりました」と感想を語った。
参加者は11月4日にも同町を訪れ、収穫祭で自らが作った米を受け取る予定。
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