松田町や南足柄市にゆかりのある彫刻家・仏師の故吉田幸蔵氏の遺作展が、10月6日から14日まで小田原市鴨宮の巨欅の居で開催され、市内外から多くの来場者が訪れた。
同展は「吉田氏の作品を後世に伝え、ふるさとに素晴らしい芸術家がいたことを知ってもらおう」と、生前吉田氏と交流のあった人たちが実行委員会をつくり企画したもの。松田町の島村俊介町長が実行委員長となり、同町、南足柄市、小田原市、県市町村振興協会が後援して実現した。
会場には、吉田氏が2004年9月に松田町寄の自宅兼アトリエで亡くなるまでに制作した仏像や現代アート、家具・調度品など約100点が並び、来場者は一作品ごとに足を止めて見入っていた。
吉田氏の妻・喜代美さんは「多くの方々とのご縁やご協力のおかげで、こんなにすばらしい会場で遺作展を開くことができました。ご来場いただいた方から”良かったよ”と声をかけていただき、逆にこちらが感動をいただきました」と感謝を述べた。
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