開成町の幼稚園・小学校・中学校で11月5日、町が生産農家からなる弥一芋研究会(遠藤将光会長)と共に特産品化を進めている町ゆかりのサトイモ「弥一芋」を使ったメニューが給食に初登場。各校に遠藤会長ら生産農家や府川裕一町長らが訪れ、児童らと一緒に地産地消給食を味わった。
今回、給食のメニューになったのは「弥一芋カレー」。同会副会長の北村信子さんが考案したレシピをベースに、各校の栄養士が子どもの年齢層にあわせて辛さなどをアレンジした。弥一芋以外にも町内産のダイコンやタマネギなどが使用されている。北村さんは「子どもからお年寄りまでおいしく食べられるメニューを、とカレーにした。あく抜きなどの下ごしらえが大切で、とろみがあり、つるっと食べやすいカレーになっています」と話している。
初めて弥一芋カレーを食べた児童たちからは「おいしい!」「ダイコン超うまい!」など感想の声が次々にあがり、遠藤会長は「ありがとう。これからも一生懸命作ります」と笑顔で答えていた。
昨年6月に発会した同会では、弥一芋の今年の収穫量を、昨年の約3・25倍にあたる6・5tと見込んでいる。今年は駅前朝市や瀬戸屋敷農産物直売所 郷の市のほか大手スーパーでの販売も始まるなど、販路も拡大してきている。
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