足柄高等学校(山本文美校長)では、1年生を対象にした地域文化講演会を南足柄市文化会館で11月15日に実施。講師に鈴廣かまぼこ株式会社(本社=小田原市風祭)の鈴木悌介副社長を招き「お金のたいせつさ・いのちのたいせつさ」をテーマに講演を聞いた。
これは総合学習のテーマ「地域」の一環。地元の有識者から話を聞くことで、環境問題に対する理解を深めてもらおうと毎年実施されている。鈴木氏は東日本大震災の際に企業が直面した問題や、被災地支援の中で自身が見聞きしたことなどを例に講演し「震災をきっかけに、普通に過ごせることの大切さや幸せな暮らしとは何かを考えなおす時が来た。いま皆さんの命があるのは、ご先祖様たちのおかげ。自分一人のものではない限られた時間を、周囲の人たちのために大切に使ってもらいたい。またこれからはエネルギーを賢く使っていくことが肝要」等と1時間にわたり熱弁した。
講演を聞いた生徒たちは「何不自由なく生活できていることの幸せに気づいた」「家族の時間を大切にしたい」などと感想を話した。
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