学校給食にまさカリー 足柄上地域の各校で今後登場予定
大井町の小中学校全校と南足柄市の岩原小学校、北足柄小学校の給食メニューに1月22日、B-1グランプリなどにも出場した足柄上地域のご当地メニュー「足柄まさカリー」が初登場した。
この取り組みは「足柄まさカリー」を手掛ける「NPO法人金太郎プロジェクト推進委員会(熊井宏尚理事長)」の呼びかけがきっかけで実現したもの。「ふるさとの味」としてのまさカリーの認知度向上を図ろうと、2012年の夏頃から栄養士の協力のもと、栄養価などを考え給食用にアレンジしたレシピを作成。試食会や各市町の教育委員会との調整を進めてきた。
まさカリーが給食メニューに登場した1月22日は、1982年に初めて全国の小中学校の給食で一斉にカレーが出されたという「カレーの日」。大井町では「かながわ産品学校給食デー」とも併せて「足柄まさカリー」をメニューに採用。足柄牛のほか、地域の農家に依頼し、町内産のゴボウ、ジャガイモ、ニンジンなどをカレーの食材として使用した。
上大井小学校では、間宮恒行町長や同会のメンバーが学校を訪れ、児童と一緒に「足柄まさカリー」を味わった。
いつもと一味違うカレーを食べた児童らは「お肉がおいしい」「野菜が新鮮でおいしい」「また食べたい」と地元食材が入った給食を笑顔で楽しんだ。
熊井理事長は「これまで各地のイベントなど、外に向けて足柄地域の魅力を発信してきたが、今後はふるさとの味として地域の人達に認識してもらうためにも、地域での認知度向上に力を入れていきたい。子ども達が大きくなった時にふるさとの味として思い出してもらえるようになれば」と話している。また、南足柄市では1月中に全ての小・中学校でまさカリーが給食に出る予定になっている。
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