南足柄剣友会の加藤亮くん(開成町立文命中学校1年・13歳)が1月13日、千葉県の千葉明徳高等学校視聴覚室を会場に行われた「第35回日本剣道少年団研修会体験・実践発表会」の関東地区大会に県代表として出場し、優良賞を受賞した。
この大会は小中学生が、試合や日々の稽古など剣道を通じて体験したことや感じたことを作文し、審査員の前で朗読するもの。加藤くんは『剣道が好きな僕』と題し、自身が剣道を始めたきっかけや稽古時に心がけていることなど剣道への思いを前向きに綴った。作文は県内にある剣道場から応募された作品の中から選抜され、加藤くんは関東地区7県の代表が集う同大会へ、中学生の部の神奈川県代表として出場することになった。同剣友会からの出場は、2010年に次いで2回目の快挙。
審査員と関係者あわせて100人近くの観衆の前で堂々たるスピーチを見せた加藤くんは「大舞台で緊張したけれど、やるからには自分の思いを全力で発表してやろうと思った」と大会を振り返る。同剣友会の熊坂英明代表は「考えていることを雄弁に語れるタイプではないが、真面目に練習を重ねて本番では見事にやってくれた。惜しくも最優秀賞、優秀賞には届かなかったが、優良賞の5人の中では一番良かった」と称賛した。
小6の12月から剣道を始め、週2回の稽古を重ねている加藤くん。「遅れて始めたので、人一倍努力して、前から始めている同級生たちに追いつき、試合でも結果を出していきたい。どんどん上を目指し、後輩たちの目標になれるよう成長していきたい」と力強く意気込みを語った。
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