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医療レポート 骨粗鬆症予防は早めの診断で 取材協力/大内病院
老化や女性の閉経後に骨自体がもろくなり、圧迫骨折などの原因にもなる骨粗鬆症(こつそしょうしょう)。骨折をきっかけに介護が必要な状態になる可能性などから様々な予防法・治療法などに注目が集まっている。そこで骨粗鬆症について大内病院の大内英樹院長にお話を伺った。
―骨粗鬆症で気をつけることは?
「一番気をつけなくてはいけないのは初期の段階では自覚症状がないということです。骨密度が低下していることに気付かず、ふとしたはずみで骨折してしまう危険性が高くなってしまうわけです。現在は薬で症状の進行を遅らせたり、骨の再生成を促す治療法が確立されています。骨密度のピークは20代で、その後は徐々に減少していきます。女性の場合は閉経後に発症しやすいので、予防の意味でも早めに骨密度測定などをすることをお勧めします」。
―測定にはどれくらいの時間がかかりますか?
「検査時間は準備を含めて10分足らずで済みます。圧迫骨折などのリスクを下げ、日常生活の質(Q・O・L=クオリティ・オブ・ライフ)を継続させていくためにも、自分の体の状態をなるべく早い段階で知っておき、予防に努める必要があると思います」。
大内病院では骨密度測定を予約なしの外来で受けることが可能。電話での相談も受け付けている。
こどもタウンニュースけんせい4月18日 |
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