卒業シーズンを前に、吉田島総合高等学校の草花部(22人・中津川樹生部長)が、近隣の小中学校や幼稚園の卒業式を彩る花の飾りつけに奔走した。
草花部では授業等で学んだ花づくりの成果を生かそうと、4年前に文命中学校の卒業式に自分たちが育てた花を飾りつけた。それ以来「見事な花の卒業式」の評判を聞いた他校からも要望を受けるようになり、開成幼稚園や開成小、開成南小にも出張するようになった。今年は町内に加え、南足柄市の岡本中学校や大井町の湘光中学校などの町外を含む8校の式典会場を手づくりの花で彩った。
3月7日に文命中の体育館を訪れた草花部員たちは、同中1、2年生のボランティア約30人の協力を受けながら花の飾りつけに着手。「白と黄色を交互に」、「花でコード類を隠して」等とレイアウトを決めながら、パンジーやマーガレットなど約500株を飾りつけ、檀上も花で埋め尽くした。中津川部長は「参加する人たち全員が、楽しい気分になれるような卒業式に役立てば」と思いを語った。なおこの日飾りつけた花は卒業式の後、保護者らに無償で提供された。
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