大井町メガソーラー事業 (株)古川と協定締結 稼働は14年3月を予定
大井町が誘致を進めてきたメガソーラー事業。昨年9月の審査を経て、事業者に選定された(株)古川(本社・小田原市寿町/古川剛士代表取締役社長)との協議が終了し3月27日、メガソーラー設置運営事業に関する協定書調印式が挙行された。
調印式には間宮恒行町長、古川社長、立会人として黒川雅夫副知事、(株)古川とともに事業へ携わるシャープ(株)産業用ソーラーシステム営業部・原田和昌部長、東亜道路工業(株)横浜支店・高野和典支店長も出席。
協定書への署名、取り交わしが行われた後、間宮町長、古川社長、黒川副知事が握手を交わした。
間宮町長は「大井町は平地と丘陵地に分かれ、格差がある。メガソーラーが丘陵地の起爆剤になれば」と挨拶。「いこいの村、ゆめの里と共に、一帯を環境配慮エリアとして育てていきたい」と展望を語ると、古川社長も「地元の代表として責任を持って提案し、協議を重ねてきた。単に発電事業という点だけでなく、環境教育、地域防災の点も含め、少しでも地域活性化に貢献していきたい」と応えていた。
メガソーラーが設置されるのは同町下山田にある町有地。測量・設計費を町が負担し、設置運営を古川グループが行う。発電能力は2メガワットで、約600世帯分の電力に相当する。また施設の整備に伴い、下山田地区と赤田地区を結ぶ集落間道路の造成も行われる。今後は用地の造成と排水処理施設の整備を2013年度の町の予算で行い、設置工事を経て、14年3月の稼働を予定している。
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