足柄版 掲載号:2013年4月27日号
  • googleplus
  • LINE

大井町山田 原植生の森 再生へ 民有林で植樹祭

社会

参加者の手で丁寧に植えられた
参加者の手で丁寧に植えられた

 その土地に本来あった木(原植生)を植えることで、本物の森づくりを――。大井町山田でブルーベリー園を営む小宮真一郎オーナー所有の山林で4月13日、「第2回いのちの森づくり植樹祭」が開催され、約50人の参加者がシラカシやウラジロガシなどの自然植生の木の苗木36種類500本を植樹した。

 使用された苗木は、知的障害者の生活支援や就労支援を行う社会福祉法人進和学園(平塚市)の利用者がどんぐりの実から育てたもの。同法人では、横浜国大名誉教授の宮脇昭氏が提唱する「潜在自然植生」に基づき、2006年から「いのちの森づくり」プロジェクトと題し、苗木の栽培・販売による障害者の労働創出や、スギ・ヒノキなどの人工林に代わる自然植生の森林再生等に取り組んでいる。この考えに共鳴した小宮オーナーの計らいで、昨年4月に第1回の植樹祭を開き、敷地内の山林に苗木250本を植樹した。

 2回目となる今回は、同学園の利用者や職員、一般公募の参加者らにより、敷地内の約120平方メートルで植樹が行われた。参加者は初めにクイズ形式の森講座や植樹方法のレクチャーを聞き、森づくりについての理解を深めてから植樹場所へ移動。自然の植生に近づけるため苗木を一本ずつランダムに植えて土をかぶせ、上から保湿などに役立つわらを丁寧に敷き詰めた。学園の就業支援を担う(株)研進の川下都志子さんは「学園の知的障害者にとって、大切に育ててきた苗木を今回のように健常者と一緒になって植えて、やがて大きな森になることは生きがいや働きがいにもつながる。今後も活動範囲をどんどん広げていきたい」と語った。

 小宮オーナーは「今回の植樹から生まれた森は500年、千年後も残り、地域にとって憩いの場や防災にも役立つ鎮守の森になる。本来の森を再生するため、今後も毎年植樹祭を続けていきたい」と話している。
 

足柄版のトップニュース最新6件

議会が「一時凍結」

南足柄市道の駅整備

議会が「一時凍結」

3月31日号

拠点施設4月28日オープン

ブルックスHD神奈川県・大井町

拠点施設4月28日オープン

3月31日号

やり直し採決で可決

松田町自治基本条例

やり直し採決で可決

3月24日号

副市長に県OB起用へ

南足柄市

副市長に県OB起用へ

3月17日号

ゆいスポが法人化

松田町・総合型地域スポーツクラブ

ゆいスポが法人化

3月17日号

3選出馬を表明

山北町湯川町長

3選出馬を表明

3月10日号

医療から介護まで

介護スタッフ、調理補助、薬剤師募集中 託児所あります

http://youfuukai.or.jp/

(公社)神奈川県薬剤師会

ご活用下さい!あなたのかかりつけ薬局・薬剤師

https://www.kpa.or.jp/

<PR>

足柄版の関連リンク

あっとほーむデスク

足柄版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

足柄版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2018年3月31日号

お問い合わせ

外部リンク