神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
足柄版 公開:2013年7月20日 エリアトップへ

古屋さんの話題の本 「兼農サラリーマンの力」

公開:2013年7月20日

  • X
  • LINE
  • hatena
著書を手にする古屋富雄さん(南足柄市在住)
著書を手にする古屋富雄さん(南足柄市在住)

 7月に入り全国紙の書籍広告などでよく目にするようになった「兼農サラリーマンの力〜農業の新しい時代が始まる」(栄光出版社)。

作者の古屋富雄さん(60)は南足柄市役所の元職員。

 定年を機に上梓した本が、農家の高齢化や後継者不足、さらにTPP交渉などもあり農業を取り巻く環境が厳しくなるなかで大きな注目を浴びている。

 古屋さんは著書の中で「わが国の農業を持続可能な産業にするために、農家や農業関係者だけで担う次代は終わった」と言明。国民が誰でも農業に参入できる南足柄市の新たな農業参入システム等を紹介し、食料自給率を高め将来に希望の持てる農業のあり方を提案。「兼農サラリーマンが我が国の農業を『イ農ベーション』する時代は始まった」と記している。巻頭には元農水省大臣官房総括審議官の伊藤健一さん、作家の三戸岡道夫さんが、発刊への言葉を寄せている。

 出版社では反響の大きさから、北海道から沖縄まで全国の新聞に広告を入れるなど力を入れているという。古屋さんは「読者の方から写真がたくさん入りわかりやすいなどの声が届いています。ここまで本が1人歩きするとは思ってもみなかった」とその手ごたえを語る。古屋さんは現在、農業をするかたわら文筆業にも時間を割き、2冊目の農業に関する本の執筆に取りかかっているという。

 「兼農サラリーマンの力」は187頁、定価1470円。足柄上ではミクニ書店などで取り扱っている。
 

足柄版のローカルニュース最新6

大般若経の転読行

大般若経の転読行

松田町 桜観音

4月13日

駅前再開発で協力者決まる

オペレッタの名曲をお届け

オペレッタの名曲をお届け

チケット発売中

4月13日

ラグビー公式戦 無料招待

ラグビー公式戦 無料招待

4月21日 小田原で再び

4月13日

読書スタンプを集めよう

山北町 10個でプレゼント

読書スタンプを集めよう

4月13日

柳家喬太郎が出演

柳家喬太郎が出演

4月20日「秦野寄席」

4月13日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月13日0:00更新

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

足柄版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook