4議席を11人が争った神奈川選挙区では、自民党の新人・島村大氏(52)が約113万票を獲得し、トップ当選した。以下、みんなの党の新人・松沢成文氏(55)、公明党の新人・佐々木さやか氏(32)、民主党の現職・牧山弘恵氏(48)と続き、全国と同様に自公が強さを見せた。島村氏は「国民皆保険制度を予防医療にも適用できるようにしたい」と話し、歯科医の経験を活かした政策実現に意欲を表した。
露木氏 足上で善戦
足柄上地域1市5町の得票数では、露木順一氏(57)が南足柄市・山北町・大井町・開成町でトップ、松田町で2番手、中井町で4番手と善戦した。
露木氏は選挙の大勢が決した21日午後9時過ぎ、横浜の選挙事務所で本紙のインタビューに答え「出馬要請を受け、自公の怒涛の進撃を傍観してはいられないと思い挑んだが、大都市での認知度不足と低投票率に敗れた。これから国政は地方の切り捨て・弱者の切り捨てが始まり、いずれ自公を支持したしっぺ返しを食らうことになる。今後は私に期待を寄せてくれる人を結集し、神奈川県を舞台に、いずれ来る政界再編の足掛かりとなり、勢力として立ち上がる母体を作りたい。時間はかかると思うが、野党の結集する受け皿が必要。相手が自民でも真っ向勝負ができる体制づくりをしたい」と述べた。
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