長野県諏訪市で6月29日・30日に開かれた「第2回関東ヴィンテージ8'sバレーボール交流大会」で、足柄上地域のメンバーなどが所属する西湘マスターズ(山口裕之代表、鳥海政美監督)が初優勝を飾った。
50歳以上の男性と、45歳以上の女性(3人まで)で構成されたチームが参加条件の同大会。今年は関東地方から12チームが出場し、予選リーグから決勝トーナメントまで8人制バレーボールで勝敗を競った。
昨年の大会では予選敗退と苦汁をなめた西湘マスターズ。今大会では吉野智キャプテンを中心に、攻守そろった「全員バレー」で予選を順調に勝ち進み、決勝トーナメントへ。決勝戦では、昨年の優勝チームで全国大会2位の強豪・湘南ヴィンテージクラブと対戦し、熱戦の末、2対1で勝利を収めた。鳥海監督は「予選ではリラックスして試合を楽しもうと言っていたが、決勝トーナメントに進むとみんなの意識が『勝ちに行こう』と切り替わった。出場チームの戦力はほぼ拮抗しているので、優勝を目指す気持ちとチームワークが大切」と大会を振り返った。
西湘マスターズは、県西地域のバレーボール経験者17人からなるチーム。メンバーには元富士フイルムの選手も所属しており、2012年春の結成以来、月1回の練習を欠かさず重ねている。鳥海監督は「この年齢では技術を上げようという練習ではなく、今の状態を保ちながら、コンビネーションを磨くことに重きを置いている」と語る。
今秋10月には全国大会に出場する。昨年は決勝トーナメント1回戦で敗退。「今年こそは優勝」と目標を掲げ、メンバー全員で意気込んでいる。
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