空手全国大会で優勝 大井小4年の皆本丈(じょう)君
大井小学校4年の皆本丈君(同町金子在住)が8月11日、平塚市総合体育館で開催された「第14回オープントーナメント全国ジュニア空手道選手権大会」の小学4年生の部で見事優勝を果たした。
同大会へは3回目の挑戦となる皆本君は2回戦から登場。初戦で優勝候補の一角として挙げられていた清水翔太郎君(勇志会)を判定で破ると勢いに乗り、2試合目、3試合目と順調に勝ち進んだ。決勝戦でも身長差のある相手を延長戦の末下し、初優勝を手にした。皆本君は「大会2週間前から1回戦で当たった清水君の蹴り技の対策をしてきた。練習の成果が出せて良かった。優勝できて本当に嬉しかった」と喜びを語る。皆本君を指導する覇道會館伊与田道場の伊与田康男館長は「負けても稽古を休まない姿勢がようやく花開いた。中段の突き、蹴りで相手を圧倒できたのが勝因だった」と評価する。
皆本君は4歳の頃に父親の勧めで伊与田道場で空手を始め、現在は週に3回大井小学校の体育館や道場で練習に励むほか、ボクシングの経験がある父と一緒に自宅でも基礎練習などに取り組んでいる。小柄な体格のハンデを克服するためにフットワークを活かして相手の懐に入り込み、左右の突きと蹴り技を駆使した接近戦を得意としている。今後の目標を「まずは自分が勝てていない選手に勝ちたい。将来はもっと強い空手選手になりたいです」と話す。
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