山北町 中学生が庁舎で共演 読み聞かせ団体が企画
昼休みに涼しげな音色が
山北町役場で８月20日、『夏の涼宴』と題した読み聞かせイベントが開かれた。場所は１階「ご用ききスペース」で時間は12時20分から約20分間。
主催したのは町内を中心に活動する「お話しカフェてくてく」（高橋純子代表）。同会は２０１０年に発足し、山北中学校で図書ボランティアも兼ねて昼休みを活用した読み聞かせ活動を行っている民間団体。今回は中学校を飛び出した。
この日は町内在住の音楽家、山崎美恵子さん（山北クラシック音楽連盟）の協力を得て、島村碧さん（文命中学３年）がバイオリンで出演。荻野翔耀くん（山北中学３年）の詩の朗読に合わせて、たおやかな音色を奏でた。高橋さんの民話の朗読などもあり、来庁舎や昼休み中の職員らが普段とは違ったフロアーでの趣向に耳を傾けた。
参加した島村さんは「緊張したが皆さんに喜んでもらえよかった」。荻野くんは「こういう詩に触れられてよかった」と感想を語った。
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