松田町立寄幼稚園(武松泉園長)が来年(2014年)2月に創立30周年を迎えることを記念して10月31日、寄小・中学校体育館アリーナで記念式典と記念事業が催された。同園では、在園児の保護者からなる実行委員会(宇山三保子委員長)を昨年4月に発足し、同園PTA(真壁友子会長)の本部役員や武松園長ら7人のメンバーで、記念誌の発行とあわせて準備を進めていた。
式典には在園児と保護者、歴代の園長やPTA会長・教職員、教育長、町議、寄地区振興会など計86人が出席。園長の挨拶や来賓の祝辞が述べられた他、園児による園愛唱歌の合唱などが披露された。式典終了後に行われた記念事業には寄小と寄中の児童や地域住民らも加わり、元寄在住のフリーパフォーマー「いはらつトム」さんらによるミニサーカスを観覧。一輪車に乗ってのジャグリングや綱渡りなど次々に披露される妙技に、会場に集まった200人以上の観客から惜しみない拍手と歓声があがった。
武松園長は「多くの方々のご理解・ご協力のおかげで、笑顔の絶えないひと時の中で30周年を祝うことができました。これからも寄幼稚園が子供たちと町の発展に寄与できるよう力を尽くしていきたい」と語った。
卒園生に記念誌を
記念誌はA4判、フルカラー、32頁。園の沿革史や歴代卒園生の写真などと共に、大人になった卒園生が当時の思い出を語るコーナーなども掲載している。
同実行委員会では、これまでに同園を卒園した延べ594人全員に記念誌を届けようと、メンバー自ら各世帯を回っている。町外へ移住し連絡の取れない人などについては、町のホームページや広報などを通じて情報提供を呼び掛けている。宇山委員長は「会の発足から1年半の間、良いものを作ろうとメンバーで意見を出し合い、推敲を重ねてでき上がった記念誌。できるだけ多くの卒園生にお渡しできれば」と話している。
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