南足柄市 漁網の受入れが終了 合計で107・2トンを処理
南足柄市最終処分場(同市雨坪)で行われていた岩手県洋野町の災害廃棄物(漁網)の処理が、12月12日をもって終了した。
漁網の受入れは9月から3回にわたって実施。同市では当初200トンを受け入れる予定だったが、洋野町の全量の処理にめどがついたことから南足柄市での受け入れも全て完了することになり、3回合計で107・2トンを埋立処理した。
受入れ作業時には搬入前の埋立地、漁網を運搬してきたコンテナ、漁網の入れられたフレコンバッグ、埋立後の覆土上の空間線量を測定。いずれも国が定める安全基準を上回る数値は検出されなかった。市では今後、最終処分場の空間線量と処分場から排出される処理水、地下水の放射能濃度検査は継続して行うとしており、結果は最終処分場での掲示と市のホームページで公開していくという。
受入れ終了を受け、加藤修平市長は「十分な安全性を確認した上で埋立を行いました。今後も定期的な測定を行っていく予定です。被災地の一刻も早い復旧、復興を心からお祈りします」と話している。
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