南足柄と箱根を結ぶ道路 建設へ 川上県議の新春の集い
川上賢治県議会議員(南足柄市)の「県政報告会と新春の集い」が1月19日、南足柄市文化会館大ホールで開かれ、支持者ら約1100人が集まった。主催は川上けんじ連合後援会(柏木勘一会長)。
第1部の報告会では壇上に川上夫妻、後援会関係者の他、来賓に黒岩祐治県知事、相原高広県議会副議長、佐々木さやか参議院議員、加藤修平南足柄市長、奥村知弘小田原・足柄地域連合議長をはじめ、近隣の首長、県議会議員、市・町議会議員、各種団体の代表者など約90人が上がった。
国歌斉唱に続き、来賓挨拶に立った黒岩知事は「知事になり最も苦労したことは、震災がれきの受入れだった。県民が選ぶ10大ニュースの1位は『恋チュン』だったが、私自身の1位は迷うことなく、がれき受入れだった。(災害では)明日は我が身…のなか、神奈川は受入れなかったという歴史だけは作りたくなかった。皆さんが神奈川を救ってくれた。南箱道路は県のなかでも最優先課題とし、東京五輪までの開通を目指す。また、健康寿命を伸ばし未病を治す拠点を県西にし、色んなアイデアを形にしていきたい。これからは県西の時代だ」と力強く語った。
川上県議は「漁網を受け入れていただいた地元雨坪の皆さんをはじめ市民の皆さん、箱根町の皆さんに厚く御礼申し上げます。東京に次ぐ900万人の県が一つも受入れなかったら子々孫々の恥だと思った。子や孫の時代になっても、何かあれば神奈川県に恩返しを、と思ってくれるだろう。心から感謝したい」と謝辞を述べ、「県事業では紫水大橋が3月下旬に開通。南箱道路は後5年ぐらいで普通車が通れる道路になります。富士フイルムなど多くの大企業がありながら発展に歯止めがかかっていたのは、どん詰まりの地域だったからだ。箱根に抜けることで産業振興につながることは間違いない」と示した。さらに「水源環境保全税は未来永劫に継続して地域の治山治水を守っていきたい。長年の夢だった内山ホ場整備事業は着工まで後1、2年になった。五輪前までに完成させたい。2市8町に若者が多く住み、お年寄りから赤ちゃんまで安心して暮らせるように努力していきたい」と意欲をみせた。
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