優れた成果をあげた教職員に贈られる「平成25年度文部科学大臣優秀教職員表彰」に足柄上地域で唯一、松田小学校(山口喜彦校長)の藤森広一郎教諭(40)が選ばれた。
同表彰は学校教育の実践等で顕著な功績があった教職員を表彰することで、意欲や資質の向上に役立てようと、文科省が2006年度から実施しているもの。今回は全国の国公私立学校から875人(県内からは23人)の教職員が選ばれ、1月27日には東京都港区のメルパルクホールで下村博文文部科学大臣出席の下、表彰式が行われた。
同校では「わからないから勉強しているんだ」を基本方針に、6年前から子どもたちの考える力を育む指導に取り組み、授業の冒頭に自分の考えをまとめる「一人学びの時間」や、授業中に子どもたちが意見を交換する「相談タイム」などを実施している。藤森教諭は校内研究のまとめ役として公開授業を積極的に行うなど、率先して同校の指導方針を実践し、若い教師たちをけん引してきたことなどが評価された。
藤森教諭は「今回は私個人にではなく、学校全体の取り組みに対していただいた表彰と思っている。今後もより良い授業を追求し実践することで、子ども達の考える力を育み、自分の道を自分で決断できるような成長の手助けをしていきたい」と話している。
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