開成町を拠点に、幅広い世代にスポーツを楽しむ機会を提供する地域密着型のスポーツコミュニティ「開成町総合型スポーツクラブ」(井上孝一代表)の設立総会が3月29日、開成町民センターで開かれた。
同クラブは、文部科学省が地域の健康増進やスポーツ技術の向上、世代間交流などを目的に、全国の市区町村に1つ以上の設立を目指す総合型地域スポーツクラブの一つ。県内で78番目、足柄上地域では山北町の「あすぽ」、南足柄市の「AZスポーツクラブ」、松田町の「松田☆ゆい☆スポーツクラブ」に次いで4番目の開設となる。
開成町では昨年5月に設立準備委員会を発足し、開成水辺スポーツ公園の指定管理者・開成スポーツパートナーズやその構成員のNPO法人湘南ベルマーレスポーツクラブのスタッフ、体育協会、スポーツ推進委員、町内のスポーツ愛好家ら15人からなる委員が中心となり、事業内容の検討やスポーツ教室のプレ開催など準備を進めてきた。
設立総会には府川裕一町長ら来賓と設立準備委員など約20人が出席。クラブの役員や会則、事業計画案などが承認された。活動拠点を開成水辺スポーツ公園に置くこととし、準備委員会副会長だった同公園の井上副所長が代表に就任。井上代表は「クラブはまだ歩き出した乳幼児。他のクラブなどからもノウハウを吸収しながら、地域の誰もが気軽に、楽しくスポーツに携われるような場にしていきたい」とあいさつした。
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