被災地へ布団80セット 開成町の冨士寝具(株)から
開成町牛島にある冨士寝具(株)(関雅之社長、従業員数10人)が3月27日、宮城県南三陸町の仮設住宅やボランティアの宿泊施設などに布団80セットやバスタオル100枚などを寄贈した。
今回の支援は、同社の前社長である関武さん(68)が、大学時代の後輩の梅原雄蔵さん(66・湯河原町在住)から「震災から3年が経ち、仮設住宅やボランティアの活動拠点の民宿などで寝具類が不足している」と聞いたことがきっかけ。梅原さんは震災発生当初から被災地に通い、ボランティア活動を続けている。
同社では新品やメンテナンス済みの寝具などを用意。前日の26日に社員が、手配したレンタカーのトラックに積み込み、梅原さんのボランティア仲間の中野秀俊さんと野渡隆雄さんの運転で被災地まで届けた。
関さんは「震災当時から義援金などの形で支援はしてきましたが、被災地の実情に合わせた支援がこれまでできていなかった。そのことがずっと心に引っかかっていたので、こういう形で支援できたのは嬉しい。今後も被災地の状況などを聞き、支援を続けたい」と話している。
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