庁舎で弦楽の調べ 神奈川フィルが”お礼”演奏
南足柄市役所1階アトリウムで4月22日、神奈川フィルハーモニー管弦楽団による弦楽四重奏のミニコンサートが開催された。
市役所の昼休みの時間を利用して、バイオリン、ビオラ、チェロの構成による弦楽四重奏で、モーツァルトやディズニー映画、中山晋平などの名曲が披露された。会場には周辺の幼稚園児や保護者、休憩中の職員などが集まり流麗な演奏に聞き入っていた。
園児の保護者として会場を訪れた30代の女性は「生の迫力ある演奏を聴く機会が少ないのでとても良かった」と笑顔を見せた。
神奈川フィルハーモニー管弦楽団は3億円の債務超過などから存続の危機に陥っていたが、県内の自治体や県民などから4億円以上(2014年3月末現在)の寄付を受け、4月から公益財団法人として再スタートしている。
同楽団では「寄付への感謝の気持ちをお返ししたい」と、4月から県内の33自治体を巡るコンサートを開催しており、南足柄市は海老名市、寒川町、逗子市に次いで4番目の開催。
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