寄 稿 多選の弊害 大井町議会議員 牧野かずひと
「目を覚まそう！」をテーマに６月に開いたミニ集会に約70人が足を運んでくださり、子育ての女性の姿もありました。町政への不満はいよいよ高まりをみせています。私は、連続無投票がもたらす弊害に強い危機感をもつ１人で、大井町がどうすれば「子育て世代が住みたい町になるか」を真剣に考えています。
大井町の人口は５年前より７３０人減少しています。高齢化も進み町のお財布はますます悪化、発展はおろか活力も希望も持てなくなる前にしっかりと手を打つ必要があります。
現在の大井町政は４期連続の無投票でその座につく町長が、長期間にわたり町政の全てを握っています。次の４年もこの状態が続けば20年もの間、１人の町長が権力を握る町となり、その弊害は多岐にわたると確信しています。
人事権を掌握する首長の権限は絶大で、16年間でさらに強大さを増し、役場内の暗い雰囲気を醸し出しているのではないでしょうか。 明るい未来のために人心を一新し、組織を再生させ、自由に意見が交わせる環境づくりに着手しなければならないと考えています。
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