松田町役場に中古のゆかたや帯、下駄などが続々と寄せられている。すべて町民から贈られたもので、その数は30着以上にのぼる。
これは8月23日に開催する「まつだ観光まつり」と「あしがら花火大会」に招待する外国人観光客に貸し出すため、町が8月1日発行の「広報まつだ」で町民に不要になったゆかたや甚平の提供を呼びかけていたもの。1週間で15世帯から次々と協力の声が挙がった。
観光に力を入れる松田町では、日本を訪れる外国人観光客の増加に着目。今後積極的な誘致を進めるための前段階として、祭に外国人を招く国際交流イベントを企画し、駐日大使館などに参加を打診している。「町を訪れる外国人観光客に、より日本文化を味わってもらおう」と浴衣や甚平を貸し出すことを決めた。
企画を担当する企画財政課の鍵和田龍太係長は「予想以上の協力があり、感謝しています。頂いた着物は町で保管し、他のイベントでも大切に活用させていただきます」と話している。
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