前列左から草花部の宗形さん、高橋さん、籔田さん＝19日・神奈川県庁
吉田島総合高校農業クラブ草花部（21人、秋山由里部長）と高橋勉さん（74・大井町在住）、籔田晴代さん（73・同）が、14年度の道路愛護等国土交通大臣表彰を受賞。19日に県庁で感謝状の伝達式が行われた。
道路の美化や交通安全などに貢献する活動に取り組み、顕著な功績のあった団体・個人に贈られる賞で、今年度は全国で96団体、９個人が選ばれた。
草花部は、18年前から開成駅西口ロータリーの花壇で草花の植え付けや管理を行い、景観維持に貢献してきたことが評価された。伝達式には部を代表して宗形真実さん（１年）が出席し、鈴木祥一県土整備局道路部長が感謝状を伝達した。秋山部長は「受け継いできた18年という活動の歴史に重みを感じる。お手伝い頂いている地域の皆さんに、感謝を伝えたい。今後も地域の一員として活動を続けていきたい」と語った。
高橋さんと籔田さんは、９年前から大井高校前の県道７１１号周辺の道路で毎日、ごみ拾いや草むしりを続けてきたことが評価された。「大変光栄なこと。後を継いでくれる若い人が現れてくれたらうれしいが、それまではやる気十分の２人で頑張っていきたい」（高橋さん）、「継続していたら体も丈夫になっていた。今後も仲良く健康に続けていきます」（籔田さん）。
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