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足柄版 公開:2014年9月13日 エリアトップへ

松田警察署の署長に就任した 山口 康博さん 神奈川県警視 59歳

公開:2014年9月13日

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「人」への関心尽きず

 ○…9月5日付で松田警察署の第103代署長に就任した。「松田署は警務課長として1年半勤務した2007年以来、7年ぶり。当時から、土地に対する住民の方たちの愛情と温かさに魅力を感じていたので、再び松田署で働けることがとても嬉しい。その分、地域から警察への期待も大きいので、しっかりと応えられるようにしたい」。愛着ある地域で自身に課せられた使命を噛みしめる。

 ○…大学の先輩が神奈川県警に入ったことをきっかけに「人間学に学生時代から興味があり、様々な人と関わる警察の仕事に魅力を感じた」と、1979年に港南署で警察官としての道を歩み始める。語学に興味があり、中国語の研修を受けたことをきっかけに外国人犯罪を扱う部署で長年勤務した。中国系窃盗団の事件なども担当し、検察庁と連携して中国本土での捜査も経験した。「罪を犯した人間の生まれ育った環境など、その人間を形成する背景をしっかり見極める大切さを改めて学びました」

 ○…静岡県伊東市出身。横浜市立大学への進学を機に神奈川県へ。高校時代は演劇部に所属し、現在もミュージカルの観劇が趣味。「聞き込みや取り調べは話を聞く相手に自分を合わせて情報を引き出す。そういった意味では当時の経験は生きているのかもしれない」と照れくさそうに話す。「最近は体を動かす機会が減ったので、これから趣味と実益を兼ねて足柄の自然を感じながら登山やジョギングで体を鍛え直そうかな」

 ○…「ここに住む生活者として、地域の治安維持に全力で取り組みたい」との思いから署長就任と同時に、自宅のある秦野市から松田町へ住民票を移した。再任となった松田署には懐かしい顔も多く、それも心強いという。「普段は目立たなくても、いざという時に頼れる存在であるべき。まさに”気は優しくて力持ち”です」と、理想の警察官像にご当地のヒーロー、金太郎を挙げた。
 

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